審査結果発表
第3回やなせたかし文化賞
1962年愛知県西尾市吉良町生まれ。筑波大学大学院芸術研究科修了。子どもの頃に母親から「もうおもちゃは買いません」と言われ、ものづくりに目覚める。大学時代に実験アニメーション制作を始め、1985年に、驚き盤やゾートロープなど19世紀の映像装置を進化させた《時間層II》で「第17回現代日本美術展」大賞を最年少受賞。その後、メディアアーティストとして国内外の美術館でコンピュータを使ったインタラクティブな作品を多数発表しつつ、『ウゴウゴルーガ』などのテレビ番組やゲームソフト制作などで幅広く活動を展開する。2000年代に娘との手作りおもちゃをきっかけに絵本制作を始め、「100かいだてのいえ」シリーズ(偕成社)が大ヒット。子どもや親子にものづくりの楽しさを伝えるワークショップを多数開催している。